ECBウェブサイトからの為替レートのインポート

NBEU() 説明

NBEU()関数は、欧州中央銀行のウェブサイト (ecb.eu)から、指定されたコードと日付に基づき、ユーロの公式為替レートの値を直接自動的に取得するために設計されています。

NBEU関数は、為替レートの作業を大幅に簡素化します。特に、金融を扱ったり、異なる通貨で会計をしたりする人にとって役立ちます。手動でレートを入力する代わりに、この関数を使用して最新のデータを取得するだけで済みます。

また、"公式為替レート"ツールも利用できます。これは、選択したセルに為替レートをワンクリックで挿入します。

NBEU関数の主な特徴

構文:

=NBEU(CurrCode; CurrDate; [Modifier])

パラメーター:

• CurrCode: レートを取得したい通貨の文字コード。
• CurrDate: 為替レート設定日。
• [Modifier]: (オプション) データ表示タイプ。計算ベース: 0 - ユーロ、1 - 外貨。デフォルトではユーロが使用されます。つまり、値は"0"です。

使用例

NBEU()関数は使い方が簡単です。通貨コードと日付を対応する数式セルに入力するだけで、Excel (Calc) が自動的に最新の為替レートを取得します:

=NBEU(CurrCode; CurrDate)

次のような結果が得られます:

この例では、次の値が使用されています:

• CurrCode: A2 - 米ドルの文字コード ("USD")。
• CurrDate: D1 - レート設定日 ("01.03.23")。

拡張機能をダウンロード

関数 NBEU() を利用するには、拡張機能 YLC Utilities をインストールしてください。

これにより、この関数はExcel (LibreOffice Calc)で開かれるすべてのファイルで利用可能になります。